【番外編】　英語の電話に応えてみよう！

今日はエアラインニュース解説の小休止、すぐに役立つ実用英語で、『電話の応答で使われる英語』の表現をご紹介します。

まず、電話をかけるときに使う決まり文句から。

「○○さん、お願いします」の場合は、
“May I speak to Mr.○○, please？”　または、

“May I talk to Mr.○○,Please?”　でもかまいません。

電話を受けた方は、「少々お待ちください。」と日本語で答えるのが一般的ですが、
直訳して　“Please wait”　と言うのはちょっとぶっきらぼうです。

英語では　“Please hold the line.”
または、
“Please hold on.”　という表現が使われます。

もしかかってきた電話が自分あての場合は、日本語では「はい、私です。」と応じますが、
英語の場合は　“Yes, I am.”　とは言いません。

“This is he(she) speaking.”　これは　自分の事を指すのでも　

he(she) になります。
親しい相手なら、単に　“Speaking”　という言い方もあります。

相手に対して、「どちら様ですか。」と聞く場合には、
“Who are you?”　という表現は、ちょっと疑っているような印象を与えます。

失礼のな言い方としては

“May I ask who is calling, please?”　または、
“Who is calling, please?”　でもよいでしょう。

この　“May I ～”　　という婉曲表現は　面接でも使われますね。

“May I take a seat?”　　　（座ってよろしいですか？）

日本では電話をかけるときに、まずこちらの名前を名乗るのが礼儀とされていますが、欧米では必ずしもそうではなさそうす。
もしこちらの名前を先方に伝えたいときは、
“This is Taro Tanaka calling.”　という言い方があります。

さて、かかってきた電話で○○さんが外出中のときには、

“Mr.○○is not in. May I take any message, please?”

または、“Shall I ask him(her) to call you back?”　と応えたら
　メモの準備をして　伝言や電話番号を聞き取りましょう。

もし、かかってきた電話が○○さん宛であるのに、本人が電話中の場合には
“Mr.○○is on another line.
Would you like to hold on or call back later?”　という表現があります。

待たせたほうの田中さんが、やっと電話に出られる場合には、

“Sorry to have kept you waiting. This is Tanaka speaking.”
という表現を覚えると便利です。

間違い電話がかかってきた場合には、
“You have the wrong number.”　と言います。

再び同じ相手から間違い電話がかかってきたときには
“What number are you calling?”　と聞いてあげるとよいですね。

ときどき相手の声が小さくて、聞き取りにくい時には、
“Sorry, I can’t hear you.
Could you speak a little louder?”

または、回線が悪い時などでは、
“We have a bad connection. Would you speak a little louder?”
という表現も覚えておくと便利でしょう。

最近は国際電話で、知らない番号からセールスの電話がかかってくることもあるようです。
興味がない場合は

“I am not interested. Thank you.”　と言って電話を切るのが一番かもしれません。

以上すぐに役立つ実用英語の電話編をまとめてみましたが、特にＣＡ合格後、入社の手続きについて現地と電話でやりとりしなければいけない場合もあります。電話の応答に関する基本的な英語表現は　後々覚えていて損はないでしょう。

普段の生活でもすぐに使えるので、できるだけ英語独特の表現方法を覚えて活用してみてはいかがでしょうか。（Ｓ）

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