帰国者の入国緩和　日本入国１０月新ルールとは・・・？

日本政府は９月２７日、新型コロナウイルスワクチンの接種証明提出を条件に、日本人を含む海外からの入国者の水際対策を10月１日より緩和すると発表しました。

もちろん相手国（渡航先あるいは滞在先）の出国条件の確認は必要となりますが、この緩和策、実情に即したものなのでしょうか。
今回のルールでは、
①１４日間の自宅待機期間を１０日間に短縮
②対象ワクチンは、米ファイザー社、米モデルナ社、そして英アストロゼネカ社が対象
③３日間の指定施設での強制隔離の対象国についても免除、自宅待機対応に切り替える
④入国１０日目以降に検査で陰性を確認することを求める
⑤入国日当日の検査・検疫、72時間前の陰性証明書提出、誓約書と質問票の提出、必要なアプリの事前インストールは従来通り・・・・ということです。

明確なコメントのない部分は変更がないと判断すると、依然として帰国後の移動に公共交通機関利用は認められていません。今回の緩和策では１０日目以降に陰性証明検査が必要であるとのことですが、陰性証明には２～３日を要し、高額な費用も発生します。
であれば、従来通り１４日間の自宅待機の方が現実的とも思います。
いずれにしても、今後の更なる改正を望みたいですね。

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