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海外旅行は エアラインの生命線

今回は「日本人海外旅行者」の推移についてお話したいと思います。

今では誰でもパスポート パスポートを取得し自由に海外旅行できる時代になりましたが、その昔は海外旅行は一般庶民にとっては正にバラ 「高嶺の花」で誰でも簡単にできるものではなかったのです。

一般国民が自由に海外旅行できるようになったのは1964年(昭和39年)で、東京オリンピックが史上初めてアジアで開催された年です。ひこうきぐも

日本の貿易が活性化して、保有する外貨(ドルやポンドなど)がかなりの量に達し、しかもオリンピック 東京オリンピックという画期的なイベントを記念して、「海外渡航自由化」政策が施行されたのです。

ただし、一回あたりの海外渡航で換金できる外貨はドル500ドルまでという制限がありました。そして記念すべき「海外渡航自由化」の最初の年に海外に渡航した日本人の数は約40万人

その後、日本人の平均所得は年々増加し、海外旅行者数もうなぎ上りに増えていき、外貨の購入制限も500ドルから1000ドル、1000ドルから1500ドルへと少しずつ緩和され、遂には制限が撤廃されてしまい、今では好きなだけ外貨を購入することができるようになりました。

1970年代に2度にわたるオイルショックなどで一時は日本人の海外旅行者数の伸びが鈍ったりしましたが、1978年の成田空港開港を境に再び海外旅行の需要が上昇し、しかも1ドル360円の固定相場制から変動相場制に移行して、円高の恩恵も手伝って年々海外旅行をする日本人は増えていきました。

1980年代初めには400万人の大台を突破したのです。その後1980年代はバブル経済の勢いも後押しして、遂に1000万人の大台を記録したのです。アップ

1990年代に入っても海外旅行の需要は依然として衰えず、1994年には関西国際空港がオープンし、毎年多くの日本人が海外へと出かけるようになります。

史上最も多くの日本人が海外旅行した年は2000年で、

アップアップ1780万人の日本人が海外旅行しました。人口比率でいうと約14%でした。

しかし、その後2001年の9月に発生した同時多発テロ事件や、2003年のイラク戦争とSARS、2008年のリーマンショックに端を発した世界金融危機などの影響で、日本人の海外旅行者数は伸び悩み、2009年には1544万人の日本人が海外旅行したのにとどまりました。

航空業界にとって、日本人の海外旅行者数は正に死活問題といってもいいほどの大きな関心事で、より多くの日本人が海外旅行することがマーケットの拡大につながり、搭乗率にも直結するわけですから、今後の日本人海外旅行者数が増えるか減るかが、エアラインにとってはサバイバルゲームの鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。

さて、2010年は何人の日本人が海外旅行したのでしょうか。

今年は、成田空港拡張・羽田空港国際化 など 大きな話題がありました。

その答えは来年の2月ごろに国土交通省の観光庁から発表される見込みです。(S)

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